2008年3月31日

1周年

[MC Flektogon 35mm F2.4 薬師の泉]

今日でこのブログを始めてから丁度1年経った。ブログでも始めれば新しく購入したデジタルカメラを箪笥の肥やしにすることも無く使うだろう、といういささか消極的な理由からだった。始めるに当たって目標としたのは、1年間は毎日更新すること。PCの故障により1週間程更新が途絶えたこともあったけれど、復帰後にまとめてアップロードしたので何とか形だけは達成することができた。この1年間、毎日更新できたのは職場の近くに薬師の泉があったからだ。

[FA31mm F1.8 AL Limited 薬王院]

さて、これからどうしようか・・・取り敢えず、今の毎日写真1枚という基本スタイルは継続させていこうと思う。あと2ヶ月程で職場の移転が正式に決まっているので、引越し後は毎日更新は難しくなるかも知れない。まぁ、気負わずに続けていければいいと思う。

2008年3月30日

柳屋


伝説の柳屋は小田原駅から凡そ徒歩20分、何の変哲も無い住宅地の中にあった。この店はキンミヤホッピー発祥の店とされ、一晩にホッピー20ケース(600本)を売り上げたこともあり、ホッピーの社長が直々に挨拶に訪れたという名店なのだ。


小田原は横須賀と並ぶホッピー天国である。中でも柳屋は我々キンミヤホッピー好きにとっては憧れの店だった。念願適ってようやく訪問することができた。


ここのもつ焼きは串焼きではなく皿に盛られて出てくる。シロなどアブラが乗って蕩けそうな旨さだった。もつ焼きのレベルも高い。ホッピーはもちろん3冷だ。おばちゃんが何気なく入れてくれるが実に美味かった。

この日は北千住で昼から軽く飲んで、土日だけ北千住発となるロマンスカーの新車に乗り小田原柳屋へ行くという企画の一環だった。もちろん、車内でもキンミヤホッピー飲み放題。二重橋や霞ヶ関、国会議事堂前をホッピーを飲みながら通過するという何とも痛快な経験ができた。しかし、それだけに柳屋に着いた時には皆、ほぼ出来上がっており、名物のもつ焼きも充分に堪能したとは言えない。出張帰りにでも是非再訪したいと思う。

2008年3月29日

ポピー


道端に長実雛罌粟(ナガミヒナゲシ)が咲いていた。昨年はもっと遅い時期に咲いていたと思う。冬が寒かった割りには、花の開花が早いような気がする。

2008年3月28日

蜂屋


出張帰りに新幹線を新横浜で途中下車して新横浜ラーメン博物館へ行って来た。お目当てはもちろん北海道ラーメンの先代が修行したという蜂屋である。


これがお目当ての60周年復刻ラーメンだ。北海道ラーメンは創業40年は経っているので、先代が修行した時期のラーメンに近い筈である。スープの表面を覆うラードと、旭川ラーメン特有の魚系の濃厚なダシにルーツが少しは感じられるものの、全く別物と言っていい。先代のオリジナリティを確認した次第である。

2008年3月27日

出張


今日は岐阜へ出張。今はホテルでNHK総合「海峡」の再放送を見ている。


岐阜での行き付けの居酒屋。串かつ100円。安くて旨い。

2008年3月26日

サクラサク


今日は上着を着ていると汗ばむような陽気となった。東京では一気に満開となった樹々も出始めた。今週末はどこも見頃になるだろう。


桜の撮影は難しい。全体を捉えると散漫になりがちで、アップで狙うとどれも似たような絵になってしまう。

2008年3月25日

庭梅


小さくて可憐な花だ。ニワウメは梅ではなく、バラ科サクラ属と桜の仲間だそうだ。桜が薔薇の仲間だということも初めて知った。

2008年3月24日

終業式


初登校から早一年、今日は三学期の終業式だった。この一年、二回ばかり入院したけれど、何れも出席停止扱いの病気だったので見事皆勤だ。いよいよ四月からは二年生。帽子も黄色から紺色に、ランドセルに被せていた交通安全の黄色いカバーも外すことになる。何よりも下級生が入って来ることが大きいだろう。親にとってはあっという間の一年間であったが、娘にとっては長い一年間だったであろう。一年後、君はどんな顔をしているかな・・・?

2008年3月23日

街角


自転車の補助輪が取れてから、娘の行動範囲が広がった。それまでは家に居ることを好んでいたのだが、最近では毎日のように自転車で遊びに出掛けるようになった。まだフラフラすることも多く、些か心許ないのだが、家でテレビを観ているよりはずっといいだろう。

2008年3月22日

秘密基地


このところ毎日のように娘が秘密基地に遊びに行くと言う。見ればマンションとマンションの間の狭い空間をすり抜けた裏地に、家を壊し更地になった空地があった。きっと誰にでも子供の頃にわくわくしながら遊んだ秘密基地の思い出があると思う。今も昔も変わらない光景だ。

2008年3月21日

息吹


牡丹の新芽だと思う。今、庭内では一斉に春の息吹が芽生えつつある。自然のたくましさに圧倒される思いだ。

2008年3月20日

宮本製作所


宮本製作所はRAYQUALとうブランド名で各種マウントアダプターを製作販売している会社である。製品は近代インターナショナルやHANSAにもOEM供給されており、ご覧のように家族経営の小さな製作所ではあるが、しっかりとした技術力を持っているようである。


M42レンズをPENTAX Kマウントに取り付けるためのマウントアダプターである。PENTAXからも純正品が発売されているが、純正品はカメラのマウント面から約0.3mm沈んで固定されるようになっている。これはレンズのマウント面とカメラのマウント面を密着させることにより精度を出し、アダプター自体の工作精度から逃れるためである。そのために、Kマウント登場以来30年以上も\1,000という安値で販売されていた。

PENTAXのTakumarレンズやロシア製のMC MIR 20mm F3.5、そしてPancolar 50mm F1.8では純正品で何の問題も無かったのであるが、Flektogon 35mm F2.4ではマウント面に段差があるために回転方向にガタ付きが生じてしまった。このRAYQUALブランドのアダプターではカメラのマウント面とほぼ面一になるので、密着面積が増しガタが大幅に軽減される。

M42レンズには最近のコシナ/フォクトレンダーブランドのレンズのように、自動絞りのオートとマニュアルの切り替えスイッチが無いものがある。この場合はアダプターに自動絞りのピンを押す仕組みが無いと常に開放となってしまう。純正にはこのピン押し機構が無いが、RAYQUALのこのアダプターには付いている。これで、切り替えスイッチの有無を気にすること無く、安心してレンズを購入することができる。

2008年3月19日

馬酔木の花


先日の紅色の蕾のはアケボノアセビと言うらしい。この白い花がアセビのようだ。ちょっと鈴蘭に似た愛らしい花だ。

2008年3月18日

木瓜の黄花


木瓜のようである。黄花があるとは知らなかった。情熱的な赤花とは打って変わって、淡い黄色が奥ゆかしく美しい。

2008年3月17日

影絵の街


この時期はまだまだ陽が低いので、街に落ちる影が魅惑的だ。


青緑色のシャッターと影のコントラストがなかなか魅力的であった。

2008年3月16日

第二回伊福部昭音楽祭


昨年、サントリーホールで初めて開催された伊福部昭音楽祭だが、第二回の今年は新装なった杉並公会堂で本日開催された。伊福部さんはゴジラの映画音楽の作曲者として有名だが、一昨年の2月に91歳で他界された。没後も氏の偉大な功績を後世まで伝えようという趣旨で始まったこの音楽祭、今回も充実した内容で大いに楽しめた。それにしても、新しくなった杉並公会堂の充実振りには驚かされた。杉並区ってお金持ちだったのね(笑)

2008年3月15日

35mm


25年前の常用レンズは35mmだった。当時はモノクロだったが、殆ど35mm1本で通していた。


PENTAXのAPS-Cセンサーでは24mmレンズが36mm相当になる。久々に35mmの画角を楽しんでみた。


まだ、当時の勘は戻っていないが、昔とった杵柄。このまま使い続けていれば、直ぐに勘は戻ると思う。

2008年3月14日

黄水仙


黄色い水仙が咲き始めた。今日は雨模様だったので、ISO800まで上がってしまった。

2008年3月13日


初めて猫を撮ってみた。動物の登場は犬、羊に続いて3回目だと思う。他にも何枚か撮ったのだが、白い毛が見事に白飛びしてしまった。撮ってみると露出が難しいことがよく分かった。ここはダイナミックレンジ拡大機能・・・・いや、RAW撮りしかないのだろうか・・・

2008年3月12日

万作の花


随分と変わった花だ。最初は枯葉しか見えず気付かなかった。葉が枯れた後に花が咲くというのも珍しい。


黄色い花弁はまるでラーメンのようだ。果たしてどんな実を付けるのか楽しみだ。

2008年3月11日

反省


昨日は嬉しいコメントを頂戴した。そして、反省した。新製品にばかり目移りしないで、今ある機材をもっと大切に使ってあげないといけない。物欲はしばらくお預けだ。まぁ、先立つ物も無い訳ではあるが・・・


とても柔らかく綺麗な色だと思う。やはり、マクロは秀逸だ。


一気押しのタイムラグもご覧の通り。まだまだ現役でばりばり使えるカメラである。

2008年3月10日

雨の石段


今朝は久し振りの雨降りとなった。雨は昼前には上がったが、春を呼ぶ雨になるだろうか。予報では東京の明日の最高気温は18度とのことだ。

2008年3月9日


K20Dのレポートがネットに上がり始めた。ハードの変更はない筈なのだが、AFがびしばし決まるようになったという報告が多い。ファインダースクリーンも同じ筈なのに、MFでのピントのヤマがつかみ易くなったというレポートもあった。Dレンジ拡大機能の効果も大きいようだ。確実にステップアップしていることは間違いない。とはいうものの、RICOH R8共々、価格がこなれて来るまではじっと我慢するしかない・・・

2008年3月8日

公園


昨日はSIGMA DP1も触ってきた。やはり、APS-Cサイズのセンサーに28mm相当のレンズを積むと、F4でもこれだけ大きくなってしまうものかと実感。残念ながら持った質感と動作の鈍さにはちょっと興醒めだ。ただ、画質が全てのカメラだけに、GRDとどれだけ差があるのか興味津々ではある。

2008年3月7日

紅梅


庭内に3本ある梅の木のうち、この1本だけが紅梅である。手の届く位置にあるので比較的撮り易い。

今日は帰りに量販店に寄ってPENTAX K20DとRICOH R8を触って来た。K20Dは中身のブラッシュアップなので外見はK10Dと殆ど変わらない。ミラーショックが小さくなり、シャッター音も軽やかになった。

Caplioが取れたR8はR7までとはまるで別物だ。ボディーサイズが大きくなり、モードダイヤルも装備されたので外見はGRDに似て来た。持った質感も悪くない。所有しているR5と比較するとズーミングの速さは圧倒的だ。AFの合焦スピードも改善されているように思う。試しに手持ちのSDカードを入れて店内を試写してみたところ、広角側での四隅の流れと望遠側での描写の甘さが解消されている。やはり、R7までの小型ボディーには無理があったということだろう。ただ、輪郭のシャープネスがかなり強調されており、これは店頭デモ用の設定かと思ったのだが、EXIFを見るとノーマル設定であった。店頭デモ用に特別にチューニングされた個体であればいいのだが、もしこれが販売用も同じだとしたらリコーらしくない。

2008年3月6日

白梅


朝は陽が当たっていなかったので、昼休みに再訪した。庭はマンションに囲まれており、そのために撮影ポジションはかなり限定されてしまう。


庭内には梅の木が3本あるが、1本は立入禁止区域内にあって全く近づけない。この木も高い位置にあるので、長い玉を使わないと撮影は困難だ。この2枚はCaplio R5の望遠端(200mm相当)マクロで撮影した。

2008年3月5日

とっちゃん


この日の最後、4軒目は更に京急蒲田に移動して立ち飲み「とっちゃん」。店員は全員20代前半という若い店だ。ここまで来ると、さすがに細かい記憶が飛んでいるが(笑)、肴は旨く、とても気持ちのいい店だった。

2008年3月4日

市民酒蔵諸星


3軒目は京急新子安に移動して市民酒蔵諸星。正に正統的な大衆酒場だ。横須賀の興津屋も含めて、今の時代にこのような酒場が残っているのは、ある意味奇跡に近いと思う。


実に落着いた空間で、レバカツなどを齧りながらまったりとした時間が流れていった。

2008年3月3日

京急汐入駅前


ヒデヨシ商店を後にして汐入駅へ。駅前に出た屋台のたこ焼き屋が郷愁を誘っていた。


駅のガード下。トンネルを見るとつい撮りたくなってしまう。


駅近く、ヒデヨシ商店のすぐ側のやきとり屋。今回は入らなかったが、何ともそそられる店構えである。次回は是非寄りたいと思う。

今日は出張で新潟泊り。駅から延びる道をキャバクラの客引きを4回程度無視して、たまたま入った店が当たりだった。越後の酒、佐渡沖の荒海料理「あづま亭」という店だが、何とも家庭的で、安くて旨かった。佐渡いか一本漬、のどくろ刺身、のっぺ、いずれも日本酒が進んだ。金升という新発田の酒は1合\250と格安だったが実に旨かった。

2008年3月2日

ヒデヨシ商店


横須賀2軒目は京急汐入駅近くにあるヒデヨシ商店。所謂、角打ち(立ち飲み)の店である。米海軍の空母の入港があると、ご覧のように米兵で溢れる一風変わった店だ。米兵達は甘いサワーを好み、店内ではappleという注文が飛び交っていた。入港時には何らかの手当てが新札の5千円札で支給されるらしく、皆ピン札の5千円札で支払っていた。


店内の至る所にサイン入りの1ドル札がびっしりと貼られている。米兵達が出航する際に記念に残していくという。純日本風の角打ちに米兵達が溢れかえる光景はとても新鮮で実に面白い。

2008年3月1日

興津屋


昨日は某SNSのキンミヤ焼酎を愛するグループのオフ会でホッピー天国横須賀へ行った。興津屋(おきつや)は昭和2年開業の老舗大衆酒場である。現在の建物は昭和22年に再建したものだという。今は女将さん1人で切盛りされている。この日は手伝いの男性が一人居た。


横須賀という土地柄を反映してメニューも英語併記だ。グラスを壊したら500円というメニューが可笑しい。この日も隣の席の会話は英語だった。


店内に入ると正に昭和にタイムスリップ。古い源氏焼酎のポスターが渋い。写っている人物は当時の東洋醸造の杜氏さんだという。


ポスターは源氏でも今はキンミヤだ。昭和40年代に切り替えたそうだ。キンミヤの蔵元宮崎本店の方に拠れば、この提灯はここにしか無いらしい・・・


集合前に徘徊したところ、京急横須賀中央駅前のりそな銀行の裏手にディープな飲み屋街を発見した。是非再訪してみたいと思う。