2007年8月31日

女郎花


秋の七草のひとつオミナエシ。この花もまた実に撮り難い花である。群生するけれども、一本一本はひょろひょろとしていて掴み所がない。寄っても引いても、纏め難いこと甚だしい。

2007年8月30日

花虎ノ尾


秋雨前線の南下により、しばらくは涼しい日が続きそうでほっとしている。庭に咲く花も秋の花へと変わりつつある。

2007年8月29日

百日紅(白花)


サルスベリの白花である。庭内のサルスベリの中では一番大きい樹だ。庭近くの中山道の旧道ではサルスベリが街路樹となっており、なかなか珍しいのではないかと思う。

2007年8月28日

秋明菊


白く見えるのは花弁ではなく萼だという。なかなか端正な花である。


赤紫色の花を付けるものもあるらしい。ここの花は白だけのようだ。

2007年8月27日


庭内には背の低い木が多いので、蝉の姿は簡単に見ることができる。蝉は常に庭内を飛び交っており、なかなか盛観である。


蝉時雨も盛りは過ぎたように思う。どことなく秋の気配を感じる今日この頃である。

2007年8月26日

酔芙蓉


高い位置に咲いているスイフヨウを見上げるように狙ってみた。予期せぬ面白い効果が出た。

2007年8月25日

PENTAX *ist DS2


二ヶ月前に通勤でも常時携帯するために購入した*ist DLとの一番大きな違いはファインダーにある。DLがペンタミラーの0.85倍に対して、DS2はK10Dと同じペンタプリズムの0.95倍である。PENTAXのファインダーは皆良くできていて、ペンタミラーでも大きく明るく見易いファインダーである。若い頃ならば問題無かったと思うが、老眼初期に入った私にとってはこの0.1倍という小さな差が結構大きかった。二ヶ月前の相場では、そのファインダーの優位性のためかDS2はまだ高値であったが、ここに来て値崩れし始めた。たまたまオークションで程度の良いものをリーズナブルな価格で落札することができた。


大口径レンズの開放付近でピントが浅くなると確かに見易い。しかしながら薬師の泉では花壇や柵内に入らないように留意して撮影することが多いので、体の前後のブレに余程注意しないとピントを外すことになる。

購入後この二ヶ月間での*ist DLの撮影カット数は約1,000カット。よく頑張ってくれた。愛着もあるのだけれど、その役割を本機に譲り、同じくオークションにて嫁入りさせた。二ヶ月という短い間ではあったがよく働いてくれた。ありがとう。

2007年8月24日


何という蝶であろうか、右の羽の先端が大きく欠けている。これで最短撮影距離いっぱいである。やはり、レンズによっては接写リングも持ち歩く必要があるかも知れない。

2007年8月23日

恵みの雨


昨晩から今朝にかけては久し振りの雨となった。気温も下がり人にも、植物にも恵みの雨である。ただ、蝉だけが木々の間を静かに飛び交っていた。日差しの戻った昼前には、再び盛大な蝉時雨となった。

2007年8月22日

絞りの形


一般的に1眼レフカメラのレンズでは、自動絞りに対応させるために絞り羽の枚数を増やせず、形を円形にするのが困難だ。この写真でもボケに絞りの六角形の形が綺麗に出ている。でも、これはこれで面白い。決して嫌いではない。

2007年8月21日

夏バテ


このところの暑さ続きでちょっとバテ気味である。撮影のペースもガクッと落ちている。もう一息の辛抱であろうか。

2007年8月20日

みつぼ本店


夏休み最後の今日、初めてみつぼ本店(江戸川橋)へ行ってみた。17時開店と同時に入ろうとしたら、中からいつも行く池袋店の店長が出て来てお互いに驚いた。池袋店はいつも騒々しく慌しいが、こちらは割とのんびりしていて、地域に密着した由緒正しい大衆酒場という感じでとてもいい。これからはこちらにも通おうと思う。

2007年8月19日

朝顔


娘の夏休みの宿題に朝顔の観察日誌がある。日誌とはいっても、絵日記を2枚程度書くだけでいいようだ。娘はまだ帰省中なので、ベランダに置いた朝顔に毎朝せっせと水をやっている。この朝顔はベランダではなく薬師の泉に咲いていたもの。

2007年8月18日

涼しい日


今日の東京は北の冷たい高気圧の圏内に入ったためか、久々に猛暑日から開放されて、とても過しやすい陽気となった。でも、明日からはまた残暑が戻るらしい。束の間の涼しさである。

2007年8月17日

蜥蜴


これだけ暑いと、地表近くで生活する生き物は大変だろう。この暑さもどうやら今日辺りがピークで、明日からは少し落ち着くようだ。有難い。

2007年8月16日

秋海棠


シュウカイドウはこの時期、日陰に涼しげな花を咲かせる。連日のうだるような暑さの中、一服の清涼剤になればいいのだが・・・

2007年8月15日

やきとり横丁


思い出横丁の1本東側の通りをやきとり横丁という。JRの線路脇で敷地に余裕があるためか、思い出横丁よりはゆったりとした店が多い。

2007年8月14日

思い出横丁


新宿駅西口から大ガードに至る一帯は戦後の闇市の面影を髣髴とさせるごちゃごちゃとした飲食店街で、思い出横丁、通称しょんべん横丁と呼ばれている。過去に何度も火災に見舞われ、その度に再開発が検討されていた。


前回(1999年)の火災以後、一帯を地下3階、地上9階のビルに建て直す計画があったが、昭和の面影を残す街並みを惜しむ声も多く、この度、再開発計画は一旦白紙に戻された。私もこの一帯は大好きなのだけれど、大衆酒場としてはちょっと高めの店が多いので、実は余り利用はしていない。従って、夜ではなく昼間の写真である(笑)

2007年8月13日

猛暑日


今年から最高気温が35℃以上になった日を猛暑日と呼ぶことになったらしい。今日もしっかり街中の気温計は35℃を示していた。湿度が例年より低いように思えるのがせめてもの救いか。

2007年8月12日

藪茗荷


この時期、庭内の日陰ではあちらこちらにヤブミョウガの花が咲いている。随分と撮影したのだけれど、なかなかうまく纏まらない。

2007年8月11日

夏空


今日から夏休みに入ったけれど、こう暑いと写真を撮りに行く気力も失せてしまう。やはり、冷房の効いた室内で昼酒をうつらうつらと嗜むのが最高だ(苦笑)

2007年8月10日

ぬけがら


砥草に蝉の抜け殻が付いていた。庭内の木の間をミンミン蝉が飛び交っていた。目の前に飛んで来た蝉が袖に留まった。微かな青緑色でなかなか綺麗だ。取引先のドイツ人を案内したのだが、蝉が珍しいようでしきりに携帯で動画を撮っていた。

2007年8月9日

赤い花


子供の頃、父が庭にグラジオラスを植えていた。夏が来る度に真っ赤な花を咲かせ、強烈な印象となって残っている。私にとって、グラジオラスの赤い花は夏の象徴である。

2007年8月8日

百日紅


サルスベリの花である。中国では夏に100日間花を咲かせるところから、日本では木の幹の表面がつるつるしていて猿も滑るところから名付けられたようだ。ここのサルスベリは皆若木なので、まだ幹がつるつるするまで太くは成長していない。

2007年8月7日

都電9000系


面影橋の駅前で信号待ちをしていたら、都電9000系がやって来るのが見えた。実際に9000系を見るのはこれが初めてである。咄嗟にカメラを取り出し、数カットだけ撮影できた。


9000系は都電で最も新しい車両だが、レトロ調のデザインで作られた。丸窓がなかなかお洒落である。


この車両の登場に合わせて、終点の三ノ輪橋駅もレトロ調のデザインでリニューアルされたという。是非一度は訪れてみたいと思う。

2007年8月6日

昨日の空


昨日の夕暮れ時の空。大気の状態が不安定だったのか不気味な様相を見せた。同じアングルで定点観測ならぬ定点撮影するのも面白いかも知れない。

2007年8月5日

Bessaflex TM


Voigtländer Bessaflex TM Silver。COSINA製M42マウント、フルメカニカルシャッターのMF(マニュアルフォーカス)機である。SPD素子による3LED定点合致式の露出計を内蔵する。アルミダイキャストボディーにマグネシウム外装と価格の割りには贅沢な作りで手抜きがない。ペンタプリズム部のデザインをNikon Fに似せたブラックボディーの発売が2003年6月、半年後にTOPCON RE SUPERに似せたシルバーボディーが発売された。母体となったのは1991年に発売されたCOSINA C1Sで、Nikon FM10、RICOH XR-8、OLYMPUS OM2000など多くの兄弟機がある。発売当時から大いに気になる存在ではあったけれど、カメラへの興味が落ち着いていた時期でもあり、購入には至らなかった。それが、昨年の9月に突然、生産終了のアナウンス。今はカメラ熱も再燃しており、お気に入りブログ*ist de M42のtenさんにも背中を押されたこともあって、まだ在庫のある中野のフジヤカメラにてめでたく購入となった。コンパクトデジタルカメラの普及クラスと同じ価格とはいえ、まさか今になってフィルムカメラを新品で買うことになるとは夢にも思わなかった。


使用感はなかなか良い。シャッター音は普及クラスそのもので少々安っぽいが、ファインダーは大きくクリアーで見やすい。55mmレンズを付けるとほぼ等倍となり、両目が開けられるのは快感である。測光スイッチも使い慣れたPENTAX SPと同じ形状、同じ位置にあり違和感がない。小型軽量で機動性も良い。久し振りにMFの醍醐味とフィルム巻上げの感触を満喫している。


M42マウントという用語が頻繁に使われ始めたのはここ10年くらいではないだろうか。それ以前はプラクチカマウントとかPENTAXスクリューマウント、Sマウントなどと呼ばれていた。Bessaflex TMのTMはスレッドマウント、つまりねじ込みマウントの略である。M42マウントは開放測光の時代になると各社独自の機構となり互換性が失われた。本機は絞り込み測光なので、後玉が突き出ていてミラーに当たるもの以外は殆どのレンズが使用できる。


使用したフィルムはDNP CENTURIA 200。DNP(大日本印刷)がコニカミノルタの感光材料部門を買収したことによりCENTURIAブランドが復活した。フィルム自体はMade in USAで、どうやらKodakのOEMらしい。ISO200にしてはちょっと粒状が荒いが、このご時勢に新しいフィルムを低価格で発売してくれた英断には拍手を送りたい。

2007年8月4日

橙色の壁


今日は暑かった。いよいよ、夏本番到来。夏バテに充分注意して乗り切りたいと思う。

2007年8月3日

蝶々


庭内のベンチに腰を掛け、カメラを鞄に仕舞おうとしたら、ベンチの端に蝶がとまった。慌ててカメラを構え直し、そうっと最短距離まで近付けていった。オレンジ色のなかなか綺麗な蝶だ。虫の名前にはめっぽう疎いので、蝶の名前は分からない。

2007年8月2日

緑の庭


九州へ向かって進んでいる台風の影響であろうか、出勤時には一時強い雨が降ったが、やがて止んで真夏の日差しが顔を出した。

2007年8月1日

梅雨明け


例によって梅雨明けした模様という歯切れの悪い発表があった。しばらくはまだ雲の多い天気が続くようだ。このところ天候は年々不安定になっているように思う。長期的に見れば氷河期に入るらしいが、やはり地球温暖化の影響だろうか。