2007年4月13日

PENTAX Optio S


先代の常時携帯カメラ。4年前に発売された320万画素機だが、特徴は何と言っても小さくて軽いこと。83mm×52mmの名刺サイズで厚みは僅か20mm、重さも100gちょっとしかない。元々、子亀(小さいカメラ)好きだった私は出てすぐに飛びついた。アルミ合金の外装も高級感があって魅力的。欠点は全てその小型軽量化故に生じることなので本来指摘すべきではないとは思うが、それが買い増しの大きな理由となったのも事実だ。第一に1.6インチしかない小さな液晶モニタ。これではフレーミングにもピントのチェックにも支障が出る。第二にブレ易いこと。レリーズのストロークはもっと軽くてもいいと思う。第三は広角端での歪曲収差。これはもうほとんど笑ってしまうレベル。建物を撮る時は必ずズームしてから使っていた。


実は今でもサブの常時携帯カメラとしていつもカバンの中にある。Caplio R5 がサービスから帰って来るまでの間は堂々のメイン復帰である。いまだに手放すことなど到底考えられない可愛いヤツだ。

PENTAX は今、HOYA との合併問題で揺れている。SP からの35年来のユーザーとしては、ブランド名消失という最悪の事態だけは避けてもらいたいと切に願っている。

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