2007年6月30日
紫陽花
フィルム復活の第一弾はCONTAX T3。あっさり撤退してしまった京セラ/CONTAX最後の銀塩高級コンパクトカメラである。久し振りに使ってみると、寄れないわ、すぐに見れないわで使い難いこと甚だしい(笑) 昔はこれが当たり前だったのだから、随分と便利な時代になったものだ。
2007年6月29日
2007年6月28日
2007年6月27日
2007年6月26日
桔梗
2007年6月25日
2007年6月24日
2007年6月23日
2007年6月22日
2007年6月21日
食わず嫌い
カメラは金属外装でなくっちゃ症候群を患っていた当時は、同時にレンズは単焦点じゃなくっちゃ症候群も患っていた。ズームレンズを嫌っていた理由は、1.単焦点レンズより画質が劣る、2.フレーミングは足で行うべきである、の2点に尽きる。この考え方は基本的に今でも変わってはいないが、初めてズームレンズを購入したのはMZ-3の購入後、子供ができたことが分かった時だった。ちょろちょろと素早く動き回る子供を撮るにはズームが有利だと判断したからであった。実際に購入して撮影してみると画質も思ったほど悪くはなく、充分満足できるレベルだった。幸運にもズームレンズの性能が飛躍的に向上した時期に一致していたのであろう。それ以来、プラボディ同様に、ズームレンズに対する偏見は無くなったが、それでも気合を入れて撮る時には今でも単焦点レンズの出番が多い。
2007年6月20日
金属外装
10年ほど前まではカメラは金属外装でなければならないと頑なに主張していた。今思えば古いカメラが皆金属外装だったからに他ならないのだが、プラスチック製のボディが安っぽく、ちゃちに見えたのも事実である。そんな私のプラボディ・アレルギーを解消してくれたのは、7年前に購入した初めてのAF SLR、PENTAX MZ-3だった。確かに持つ喜びという点では金属カメラには及ばないけれど、実用に徹した潔さというものを初めて実感することができたカメラだった。
PENTAX最新のK10Dでは、手にした時にそれなりの高級感も感じさせてくれるようになり、プラボディも進歩したものだとつくづく思う。しかしながら、金属外装のカメラに持ちかえてみると、そのひんやりとした独特の感触が、決して懐かしさだけではない優位性を感じさせてくれるのである。
2007年6月19日
フィルムスキャナー
家にあるフィルムスキャナーはOLYMPUSのES-10SというSCSIインターフェィスの10年前に購入した古いものである。当時APSをよく使っていたので、APSへの対応が選択の決め手だった。APSは現像後、フィルムがカートリッジ内に巻かれた状態で返される。フィルムは簡単には引き出せないので、インデックスプリントと対で保管しない限り中身が分からない。従って、当時はビューアーとしても活躍していた。
対応OSはWindows9Xのみで、NTと2000では動作しないとはっきり記載されている。XPでも多分動かないだろうと長いこと放置していた。このところのフィルムの誘惑から先日、ふとネットを検索してみるとXPで使用している人が居た。ADAPTECのASPIを入れると動くという。早速やってみるとあっさり動いた。ドライバーは無いのでイメージングデバイスとしては認識されず、?マーク付きのその他のデバイスとしての認識だが、付属ソフトからは何の問題も無く使用できる。
早速、引き出しの隅に転がっていた中身の分からないAPSフィルムをスキャンしてみた。娘が2歳の時、4年前に撮影したものだった。K10DのAPS-Cサイズのセンサーも大分横長だと感じていたが、APS-Hは正にパノラマサイズだ。スキャナーの最大解像度は1,770dpiと今のレベルからすると見劣りするが、ブログなど趣味で使う分には充分だろう。フィルム復活プロジェクトが着々と進行中である(笑)
2007年6月18日
フィルムの誘惑
2007年6月17日
ジャンク
K10Dを購入して以来、久々にカメラ熱が戻ってきた。しばらく遠ざかっていたカメラ店にもまた足繁く通うようになった。とはいえ、限られた小遣い生活の身の上、店内一等地のウィンドウは眺めるだけ、もっぱらジャンクワゴンがターゲットだ。ジャンクワゴンというのは壊れていたり動作が不明のカメラやレンズが無造作に放り込んであるコーナーのことで、何故かプラスチックのカゴが多かったりする。値付けは店によっても違うが、大体50円から3000円位までと結構幅がある。この中から壊れたカメラを購入し、修理して再生させるのは立派な趣味と言えるだろう。こちとらそんな高度な技量は持ち合わせていないので、せいぜいレンズを分解してカビを除去する程度だ。それでも結構楽しい。
このレンズは先日そんなワゴンから500円で救出した SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6 MACRO である。テレ(望遠)端の80mmでマクロに切替え、1/2倍までの近接撮影が可能。ワゴンに裸で投げ込まれていたので、前玉に若干キズはあるものの内部は綺麗だ。オートフォーカス(AF)もちゃんと動作する。
写りもなかなかのもの。コンパクトな設計のためか周辺光量が若干落ち気味で、時としてズーム特有のいやらしいボケが出ることもあるが、遠景でも開放からなかなかシャープでデジタルでも充分使える。これは掘り出し物、いい買い物をした。これだからジャンク漁りは止められない(笑)
このレンズは先日そんなワゴンから500円で救出した SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6 MACRO である。テレ(望遠)端の80mmでマクロに切替え、1/2倍までの近接撮影が可能。ワゴンに裸で投げ込まれていたので、前玉に若干キズはあるものの内部は綺麗だ。オートフォーカス(AF)もちゃんと動作する。
写りもなかなかのもの。コンパクトな設計のためか周辺光量が若干落ち気味で、時としてズーム特有のいやらしいボケが出ることもあるが、遠景でも開放からなかなかシャープでデジタルでも充分使える。これは掘り出し物、いい買い物をした。これだからジャンク漁りは止められない(笑)
2007年6月16日
野球場
2007年6月15日
2007年6月14日
梅雨入り
2007年6月13日
リベンジ
2007年6月12日
電池切れ
2007年6月11日
2007年6月10日
2007年6月9日
2007年6月8日
道すがら
2007年6月7日
2007年6月6日
2007年6月5日
2007年6月4日
2007年6月3日
弔辞
告別式で弔辞を読んだ。驚いたことに弔辞を読んだのは友人代表の私ただ一人だった。私は即座に奥さんと思いが一致していたことを知った。彼はもう居ない。でも、彼との思い出の記録という意味でも、全文を転載する無礼をお許しいただきたい。
弔辞
啓之君、奥さんから知らせを聞いた時、僕はあまりに突然なことで、どこか遠い世界の出来事のように感じていました。僕は今ここに立ち、かけがえのない親友を失った悲しみに打ちひしがれています。
思えば、君との付き合いは中学時代からもう35年にもなる。あの頃、何故か気が合って、頻繁にお互いの家を行き来し、大好きな音楽を聴きながらよく語りあったものだった。大学に入るとお互いに酒の味を覚え、今思うと相当な無茶もした。お互い若かったからね。社会人になってからは君は地方の赴任が多くなり、なかなか会えなくなったけれど、君が山口に居た時には結婚前の今の家内と共に案内してくれた。毎日温泉に通い、美味しい物もたらふく食べた。中でも特大の大皿に盛られた河豚と平目の刺身は圧巻だった。もう二度とこんな贅沢はできないだろうと今でも家内とよく話しています。
ここ数年はアトランタ、サンフランシスコ、上海、そして日本と世界を駆け巡り、いつも忙しい日々を送っていた君。僕はちょっと心配で、体だけには気を付けるようにといつも言っていたけれど、君は大丈夫だとばかりに微笑みを返すだけだった。そんな忙しい日々の中でも、帰国した時には何とか時間を都合して、これから飲もうといつも誘ってくれた。僕は君と過ごすかけがえのない時間を求めて、いつも湘南新宿ラインに飛び乗ったものだった。そんな中、君がいつも目を輝かせて語ってくれたヨセミテ国立公園の大自然を、僕の家族にも見せたいと今度の夏休みに招待してくれた。でも、つい先日、ごめん夏休みのヨセミテはだめになったと電話があった。聞けば日本に戻ることになったという。僕は喜んでまた家族と一緒に過ごせるのだからよかったじゃないかと言ったけれど、君は何だか申し訳なさそうだった。
それが君との最後の会話になろうとは夢にも思わなかったよ。日本に戻れることになった途端に逝ってしまうなんてあんまりじゃないか。君の結婚式で祝辞を述べさせてもらった僕が、今こうして最後のお別れもしなければならないとは本当につらい。ご家族の悲しみもいくばくのことかと思う。でも君は僕がいつまでも嘆き悲しんでいることを決して望まないだろう。もう君と顔を突き合わせてグラスを傾けることはできない。でも、僕はこれから独りで飲む時でも、きっと君が側に居てくれる気配を感じることができると思う。そう、君は千の風になって僕らを守ってくれると信じている。
僕は今、君というかけがえのない親友を持てた幸せを噛み締めて、これからの人生を歩んで行こうと思う。たくさんの思い出をありがとう。今はただ、安らかに眠ってください。
2007年6月2日
2007年6月1日
千の風になって
みつぼに行った。もう二度と君と顔を突き合わせて飲むことは叶わないのだ。しかし、私は感じていた。確かに君の気配を感じていた。そうか、君は千の風になったのだ。千の風になってあの大きな空を吹きわたっているのだ。
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